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京人形司19代目 平安光義
天正元年(1573年)より連綿と受け継がれた四百有余の伝統と技。有識の京人形司としての技は、一子相伝。天正絵屋権右衛門が禁裏御抱えの有識司として参内を許されて以来、格調気品、そして手技を重んじる作風は、代々当主へと受け継がれている。
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大橋弌峰
京人形伝統工芸士。京雛の名匠、初代大橋弌峰を父にもつ。一子相伝の技は、京雛の伝統をみごとに継承し、気品ある華やかさで心を惹きつける魅力があります。
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安藤桂甫
京人形士。平成13年に我が国最高水準の技能を卓越した技術者のみに与えられる「現代の名工」として表彰される。
現在までの五十五年以上を人形制作一筋に今日に至る。熟練された製法による華麗にして繊細な作品は、京雛の代表作として賞賛されています。 -
清水久遊
女性ならではの繊細な色彩感覚と斬新なアイデアで業界のリーダー的存在となる。
女流作家ならではの繊細な感性と現代のモダンを融合させた清楚な雛人形を積極的に創り続けている。
雛人形工芸士に認定されている。 -
小出松寿
母、小出愛に師事し、教えを受ける。幅広く人形制作に取り組み、日本人形協会節句人形工芸士展に於いて「優秀賞」を受賞する。
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平安寿峰
京人形士。京都西陣織帯を初めて衣装に使用するなど斬新かつ華麗な作品を精力的に発表に、着実な地位と支持を得る。
昭和60年、御皇室高円宮家に創作人形を献上し「御嘉納之栄」の称号を賜る。